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​REPORT

ヘロフェスト @ 栃木県 まつだ湖畔キャンプ場

​2017年9月23 - 24日

“もしオールナイトでメタルをかけ放題なロケーションがあったなら、どんな事をやってみたい? 思い切りオカルト仕立て?炎の祭典?それとも闇夜を駆けるハロウィンパーティー?

Oniku Tabel Society がそんな大人の悪ノリ、クリエイティブを叶えてあげましょう。

今、小規模音楽フェス利用で密かに人気な山奥のキャンプ場を2日間貸し切ります。大自然の中、美味しいモノを食べて美味しい酒を飲んで楽しい仲間たちと過ごすとびっきりの週末!!

テーマは『You Shook Me All Night Long』!! さあ、メタルハートが揺さぶられる夜を皆で創りあげよう!“

という イベント・コンセプトで、満を持して開催された「HELLOFEST(ヘロフェスト)」

このBBQパーティーを妄想するキッカケになったのは 私たち“Oniku Tabel Society”が初めて行った メタルBBQパーティー「IVACKEN -イヴァッケン-」の楽しすぎた余韻からであるのは間違いない。あの時、薄暗くなった会場を片付け 皆で焚き火を囲み暖を取りながら、すでにイヴァッケンが終わってしまう事を名残惜しく思っていたんだよね。「こんなに楽しいことが一日で終わってしまうのは勿体ないよねぇ~」と。そんな参加者の想いが後押ししたこともあり、次にバーベキューをやるのなら泊りでが良いよな!ハハハ~ なんて反省会なんかすっ飛ばして、幹事たちはフットワーク軽く 次の「もっと楽しいこと」を考えていた訳でして。

まあ、準備や調査等 規模が規模なだけに大変ではあったけれど、無事に開催を迎えることができて良かった… それも全国から集まってくれた遊び心のあるヘッドバンガーの皆様、協賛者である有志メタラー皆様のおかげ。絶対に参加を後悔させない! 絶対に楽しんで貰うゾ!と… とは言っても、我々 幹事もあまり気張り過ぎず楽しめる範囲で頑張りましょうと。ただのBBQですしw

​そうやって、ケイオスな肉と炎のメタルパーティーは幕を開けたのでした。

僕の中で歴代ナンバーワン。アウトドア・メタル・リゾート! …狂頭

僕らが若かりし頃のHARD ROCK & HEAVEY METALには、楽曲内容や音楽性以外にアーティストの破天荒さやゴシップ、ファッションなんてのにも感化されたり、キャラクター感に富み ネタにしやすい「メタルな人物」自体にも馴染み易い要素があったと思う。(時には反面教師としてもw)それは成熟しきれていないロック文化の過渡期の中で 世の中が「ロッカー」に対し緩慢であったり、カウンターカルチャーの名残りがある時代背景も理由な訳で、今日日のポリティカルなんちゃらな 世知辛い世の中では HEAVEY METALジャンルの枝葉は実れど「メタルな精神性」をアーティストが体現していくには 色々なつまらない問題があったり大変な事もあるのでは?と考えたりするんだ。

そして、それは昨今のロックミュージック・リスナーやファンに対しても思うことで、私たちもHR/HMやラウドミュージックを楽しむのにもかかわらず 物事を「せせこましく」考え 不自由でツマラナイ人になってはいないかな?と。文明が発達し音楽をより楽しむためのディテールは様々あって選択肢も増えたのだろうけれど、昔から変わることのない普遍的な音楽を楽しむための「本質」って何かな?って考える。もしかしたら高級ヘッドフォンを買う前に、耳ク○かっぽじって、脳ミソを柔らかくするほうがコストパフォーマンス良いんじゃない?とかさ… そんな風に私たち Oniku Tabel Societyは考えます。

だから わかりやすく原点回帰。ステレオタイプ上等!メタルヘッズなら炎を焚きつけ、酒を呑み肉を喰らい、森の中でワチャワチャしましょうと(笑)そこで体感するヘヴィーメタルの素晴らしさとは…? 真面目なのか不真面目なのかはさておき「気の合うヘッドバンガー達と一緒に体験しシンパシーを感じあえる!」コレがこのBBQテーマの骨子であり見越していたこと。そんな楽しい妄想ができたのは、HELLOFESTの参加者たちが「来るべくして来る人」であったと思うから。

皆が持ってきてくれた「メタル・バトル・ジャケット(通称:パッチG)」を眺めながら思った事がある。"人生はまるでパッチG" だなあ~ と(笑)

格好が良いだとか悪いだとか じゃなしに 皆の個性があらわれている事の素晴らしさ。正解はないし必要がない。ただ「深夜のお針子仕事を乗り越えてきた者たち」くらいが共通点ではあるだろうけれどw

​人の生き様もパッチGも金では買えないのと同じで、僕らの個性も吊るしじゃないし、それぞれの味わいってヤツがある。僕らが繋がるキッカケとなったSNSは 人と人を繋げるコミュニケーションツールのメインストリームになってはいるけれど、言葉を選びすぎていてヒューマンさには乏しい。尤もらしい話や歯が浮くような上っ面な馴れ合いに全然馴染めない人ってメタルヘッズには多いんじゃないかな?(私はソレw) 僕らが愛してやまないロックミュージックのレジェンド達なんて、空気読めない(空気読まない)なんて当に!だけれど(笑)人なんてダメだトコロがあっても個性とみるべきで、そんな個性があるから人と人は違うし面白い。だからこそ「HELLOFEST」は皆で創り上げることを一番大切なコンセプトにしている。予定調和はいらない。メタルな烏合の衆が化学反応を起こしてくれるって わかっているから。人里離れたメタルの楽園… こんな絶好の機会を逃すわけがないものね(笑)

あっ、HELLOFESTの詳細なら「わっさちゃん」のブログで是非とも確認お願いします(笑)

とても素晴らしい内容ですので。

9.23 HELLOFESTに行ってきた。1日目

9.24 HELLOFESTに行ってきた 2日目

私的には大成功だったんじゃないかなと思っていますよ ヘロフェスト。

携帯電波不良から解放された皆さんの#HELLOFEST ツイートをみてそう思いました。個人的な感想も一晩中語れるほどありますし、皆さんが楽しんでいた様々な光景や 何だかホロッとくるような感傷、子供にかえったような時間の過ぎ方やその感覚も、焚き木と肉が焼ける匂いとともにメタル・ハートに刻まれましたよ。

「炎の揺らぎ」は魂を癒すそうです。芝生にダンボールを敷いて見上げた星空も、アウトドアでは最高レベルで心のこもったケータリングも、カトウさんが準備してくれたテントサウナも、子供たちの無邪気な笑顔にも、ちょっと疲れたけど、とてつもなく癒された。あっ、晩飯を出し抜いて「つまみ食い」していたメタラーたち!!注意してもまた堂々と食べているとか、もう君たち…「わかっているねぇw」と。本当に皆が自由にやっていて良いなと思った。

​「とびっきり」楽しい、最高の仲間たちと過ごした週末だった。

激しくて可笑しくて、泥臭かったメタルヘッズのBBQだったけれど、気の合う仲間にだけ持てるような安堵感や解放感を短い時間の中でも感じれた人、結構いるんじゃないかな。

僕ら幹事は HELLOFESTのアウトラインは描いたけど、それを塗りつぶして鮮やかなメタルカラーにしたのは紛れもなく、参加された皆様 メタルヘッズ いや、Oniku Tabel Societyの皆さんです。本当に皆さんひとりひとりの個性に感謝です!有難うございました。そして、準備やクリエイティブ、交通や調理に積極的に関わってくれた有志に本当に感謝します! できたら今後も助けてくださいねw

​そういえば、寄せ書きも有難うございます。これ、ルネさんから渡された時にガラにもなく熱いものが込みあげてきました… ただのBBQな筈なのですが。ネw

次は桜が散った頃の季節でしょうか? まだまだネタの引き出しはいくらでもありますよ~\m/

あっ、一つだけ思い残すことがあるとするなら… スケボーが全然乗れなくなっていたこと。来年のヘロフェスまでに練習しなきゃ…

-幹事代表 WHISKY狂頭-

​Thank you, Headbangers Open Air!

【参加者一覧(順不同):現在男性33名 女性10名 お子様3名】

​■でぶ→METAL(幹事)■WHISKY狂頭(幹事・フードコーディネート)■KOTEO(幹事)・アスカ ■ルネ(アート協力)■アベマリア ■メタヒロ ■MOMOPUG ■$ACH\(STAFF)■*kaoru(STAFF)■里山奇・はなちゃん・そうすけくん ■kunimetal ■ちゃこべ(STAFF)■ベビ山(STAFF)■ずっちょ! ■kinchann ■ジョセ・フィーヌ(マスコットガール) ■Milky(STAFF) ■西のMA☆KO METAL ■らいどん(射的担当) ■ナカイ(プール担当) ■U-Die ■ママレモンかとう(STAFF・サウナ担当)■マンスラ ■ネロ@めた ■タケラウラー ■ばっく。 ■(帝王) GODさん ■簓金属(ささら) ■cömaki小巻 ■S-Black ■詩緒めたる AKIN UTCHY ■金髪の禿頭“Koji-N” ■みりん(STAFF) ■関 ■らーす ■わっさ ■船木結ちゃん大好きメタル ■ごん ■ちーめた ■ひよなのとうやん・ひよなちゃん

【協賛者様】

■匿名希望メタル様 ■VOKO様 ■ロビメタ様 ■温泉スッポン芸者様  ■TAKESHI様 ■YADDY様 ■m13様

Hear 'n Aid チャリティーフリーマーケットの売り上げ全額を 会場の地元である栃木県足利市の児童養護施設「泗水学園」に寄付させて頂きました。皆さまのご厚意・社会貢献への意思表示にあらためて御礼申し上げます。

Oniku Tabel Society 代表 WHISKY狂頭

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